『得点奪取 現代文 記述・論述対策』の基本情報
著者:天羽康隆・石原開・梅澤眞由起・小池政幸・三石稔憲
出版社:河合出版
ざっくり言うと:難関国公立大学志望者向け記述・論述対策書!答案作成の具体的なコツがわかる一冊!
『得点奪取 現代文 記述・論述対策』の概要
『得点奪取 現代文 記述・論述対策』は河合出版から出ている現代文の記述対策の参考書です。現在、3訂版が販売されています。(2021.1.30)
二部構成になっていて、第一部は典型問題篇、第二部は練習問題篇になっています。典型問題編では、論述問題の基本的設問の5つのパターンとそれぞれの典型問題を学習できます。練習問題篇では入試によく出題される問題をジャンル別に学習できます。
採点基準も解説されているので、答案のどの部分が得点につながるのかが分かり、答案作成のコツを掴むことができます。
『得点奪取 現代文 記述・論述対策』の難易度と使い方
『得点奪取 現代文 記述・論述対策』は第一部の典型問題篇で、答案の採点例をもとに、記述・論述問題の具体的な答案作成のルール、採点の基準が学べるようになっています。ここで答案作成の手順をおさえて、第二部の練習問題篇で入試問題によく使われる問題をジャンル別に練習するという構成になります。ですから基本的にはまず第一部をしっかりと仕上げることが重要です。その上で、あまり時間のない人は自分の志望校の過去問から出題傾向を確認して、そのジャンルの問題を第二部で練習する、という流れもおすすめです。直前期に記述対策をする方は特に第一部を完璧に仕上げていくことが優先です。
難易度としては、難関国公立大学レベルになります。問題数も多く、難易度も高いので、私立大学や理系志望の受験生には少し内容が重くなることが考えられるので、記述対策にこちらを使う場合にはしっかりと志望校の出題傾向を見極めて効率よく学習してください。
『得点奪取 現代文 記述・論述対策』の他の参考書との違い
『得点奪取 現代文 記述・論述対策』は他の現代文の参考書に比べて問題数が多く、難易度も高めです。
筆者が架空の答案を採点する形で解説されているので、採点者がどのような基準で採点しているか具体的に学習できます。問われていることを正確に捉えて、採点基準を確実に盛り込んだ答案を作成することができるようになります。精読力が鍛えられるので記述・論述だけでなく現代文全体の力を底上げしてくれる参考書だと思います。
現代文の参考書選び、迷っている受験生は!
「現代文の参考書、何を使っていいか分からない・・・」
「記述対策、全然うまくいかない・・・」
少しでも悩んでいる受験生は、ぜひ武田塾の無料受験相談へ。
合格のために必要な勉強量、勉強法を、全て無料でお教えしています。
相談だけで入塾しなくても、本当にOK(笑)
現代文や他の教科の勉強法で悩んでいる受験生は、ぜひ一度お近くの武田塾に相談にきてください!